日本の国益を守る 高市早苗首相の覚悟

(敬天新聞令和7年12月号 1面)



午前3時の勉強会

 高市早苗首相が、初めて迎える衆議院予算委員会に備えて、首相公邸で午前3時に勉強会を開いたというニュースが報じられた。

高市首相の健康を心配する声や秘書官やSPの負担増しを指摘する非難の声もあったようだが、むしろ「本気で国を動かそうとする覚悟」を感じたのは弊紙だけではあるまい。

そもそも質問通告の提出が遅い議員やシステムにも原因があるらしいではないか。

それでも高市首相は予算委員会で、どんな質問にも自分の言葉で即座に答え、資料に目を落とすことも少なく、言葉に詰まることなく堂々とした答弁ぶりだった。

SNS上では「寝不足でも一生懸命」「自分の言葉で語る姿が信頼できる」といった好意的な反応が多く見られた。政治家に対して、こうした温かい言葉が多く寄せられるのは、近年では実に珍しいことではないだろうか。

もちろん、健康を損ねては元も子もない。けれど、あの短い睡眠時間の中でも、国の将来を案じ、資料に目を通す姿を思うと、党派など関係なく応援したくなる。自民党の支持率は上がらなくとも、高市内閣の支持率が80%に上っているというのは、その現れであろう。

国民に信頼される政治家とは、派手な言葉や振る舞いではなく、見えないところで努力を惜しまない人のことを言うのだと思う。女性初の総理としての期待もあるが、それ以上に「努力するリーダー」が誕生したことを、弊紙は素直に喜びたい。

とはいえ政治空白を招いた責任と、国の内外に問題が山積している事実は消えない。解党的出直しを迫られている自民党の議員は、今は結束して神輿を担ぐ時である。

与党議員も野党議員も難癖つけるのはやめて、実のある論戦を交わし、議会の精度をあげて欲しい。



実務を担うため睡眠時間は2~4時間だという高市首相



存立危機事態

 そんな折り、高市首相が11月7日の衆院予算委員会で、立憲の岡田克也議員の質問に対する答弁で、台湾有事について「存立危機事態に成るかも知れない」と発言したことが物議を醸している。アドリブの利く高市首相の長所を逆手に取って、踏み込んだ発言を誘ったのではないか。

発言はあくまでも、米軍の来援を防ぐために行われる武力行使を想定し、例えば「中国が戦艦を使って武力行使を伴うものであれば」というものだった。

従来の首相答弁より踏み込んだ見解を示したことに、一部の野党議員が撤回しろと騒ぎ立てた。10日の予算委員会では、高市首相が自らの発言を巡り、「政府の従来見解に沿ったもの」としつつ、最悪のケースを想定した答弁だったと説明し、今後は特定のケースを想定して明言することは慎むとの考えを示している。

それにもかかわらず後日質問に立った野党議員の中には、日本が自制が利かず軍拡を強め、戦争の準備をしているなどと、ヒステリックにまくし立てる者もいた。

存立危機事態とは、他国(密接な関係国)への武力攻撃であっても、日本の存立が脅かされ、国民の生命や自由が根底から覆される明白な危険がある場合に、自衛権を行使できると定めたものだ。

かつては「日本が攻撃されない限り戦争には関わらない」というのが国の原則だった。だが、台湾を巡る緊張が現実味を帯びる中で、海の向こうの出来事が「日本の安全」そのものに直結しかねない時代となっている。

台湾有事は、もはや「起こるかもしれない」ではなく、「いつ起きても不思議ではない」と言われている。高市首相が就任早々、安全保障の再点検を指示したのも、その現実を見据えてのことだろう。

台湾有事は日本の生命線ともいえるシーレーン(海上輸送路)に直結する問題である。中東からの原油や食料を運ぶ航路であり、その多くが台湾周辺を通る。もし台湾海峡で衝突が起きれば、経済だけでなく、我々の生活にも直結する。台湾有事は、地理的にも経済的にも「日本の有事」である。

さらに見逃せないのは、尖閣諸島への影響である。台湾情勢が緊迫すれば、中国海警局の公船が尖閣周辺に常駐する動きは一層活発化するだろう。実際、近年は領海侵入の回数も増えている。台湾有事の陰で尖閣が既成事実化される危険性は極めて高い。日本としては断固とした対応が求められる。高市首相は、防衛力強化と同時に、同盟国との連携を重視している。

憲法9条を信仰し、平和を願う心は大切だが、願うだけでは守れない。守るべきは国土であり、国民の命である。抑止力と外交力を両立させてこそ、戦争を防げる。

高市首相の危機意識は決して強硬ではない。むしろ「国を守る覚悟」を明確に語る政治家が、今の日本にどれほどいるだろうか。台湾有事の議論を通じて、日本人一人ひとりが「平和の意味」と「安全の現実」を見つめ直す時が来ている。

それにしても中国の在外公館の長が、他国の首相に対して「首を斬ってやる」だの「覚悟が出来ているのか」は酷いものだ。また中国政府は過剰反応し、発言の撤回を求めて騒いでいる。

何より日本の国会議員の中に、高市首相が悪いとか、日本が軍拡を進め、挑発しているなどという考え方をしている者がいるというのが問題だ。そういう者たちが、あえて火種をつくり、燃え上がった火に油を注いでいるのである。

そんなことをすればするほど、思惑は外れて、高市内閣の支持率は上がることだろう。

がんばれ高市首相!



日本の尖閣周辺で領海侵入を繰り返す中国海警局



敬天ブログ敬天新聞社ホームページ敬天千里眼不正疑惑(評判・噂)告発