敬天新聞今年の紙面回顧録!

世の中に蔓延る不条理を糾す

(敬天新聞 令和7年12月号3面)



エビス商事

 全国展開する焼き鳥の居酒屋チェーン(株)鳥貴族(江野澤暢男社長)と、鶏肉等の食材を供給する(株)エビス商事(桑畑貴社長)に関し、両社の不透明な取引と、それを取り巻く親族間の深刻な内紛を告発する複数の投書が弊紙に届いた。

エビス商事は、創業者の桑畑隆信氏とその妻が半世紀以上にわたり築き上げた地域密着型の優良養鶏企業で、長年にわたり宮崎県の雇用と食文化を支えてきた。だが、かつては社員想いで誠実な経営を貫いていた同社に、今では「企業モラル崩壊」とも言える事態が起きている。

問題の発端は、創業者の隆信氏が大病を患い、長男・貴氏が後継者として社長に就任したことに始まる。以降、貴社長の経営姿勢に対して社の内外から疑義が噴出し、従業員へのパワハラや高級外車の購入、会社資金の私的流用、独断的な価格決定などが横行しているという。

また鳥貴族の仕入れ担当者と癒着関係にあり、「女性をあてがう接待」「価格情報のリーク」「バックマージン授受」といった不正な取引工作が行われているという内容だった。




ライジング平社長

 芸能界きっての押しの強さで有名なライジング・プロダクションの創業者・平哲夫社長は、荻野目洋子を筆頭に、数々のアーティストを輩出してきた。最近では歌手の三浦大知、バラエティーでは朝日奈央など枚挙にいとまがない。

平社長が荻野目洋子をデビューさせる時、「芸能界のドン」で知られているバーニングプロの周防郁雄さんに、金を借りて成功したというエピソードがある。その恩返しとして、六本木にあるビルの権利を半分与え、両社名の頭文字を取ってR&Bビルと称して共同ビルにしているというから、平社長も充分に男気があり、立派である。

そんな平社長に、ある薬物の使用を疑わせる告発が弊紙に届いている。ライジングに所属する病院の院長が処方している疑いがあり、質問状を送ってみたが、期日までに回答は無かった。

病院が処方する薬だから合法であると考えがちだが薬というのは、病人の症状によって処方して出す物であって、症状に関係なく処方すれば違法となる。




買付商法の伊藤誠

 海外でロレックスの買い付けを行うだけで報酬が貰えると謳って参加者を募集していた(株)フォーチュン(FORTUNE)事件。被害者の多くが数百万円単位の債務を背負い、カード会社から督促を受ける事態となった。中には数億円の損害を被った者もいる。

弊紙の追求から2年が経つ。その間、クレジット会社との訴訟を抱え、自己破産したり、精神的ショックから体調を崩し、心療内科に通う被害者も出ている。 首謀者である伊藤誠は過去にも、2006年タイ事件、2007年マカオ事件、2019年中野ブロードウェイG.GATE事件などに関与し、国際指名手配歴もある常習犯である。

過去の事件では、多額の債務を抱えて自ら命を絶った被害者もいる。伊藤誠は数年おきに現れて同様の手口で騙しては行方をくらますという事を繰り返していた。だが犯行自体が海外で行われていたので逮捕を免れていた。しかし今回は年の瀬を前に、警視庁捜査二課が被害届を複数受理したというから、いずれ罪を償うことになるだろう。




レーサム田中

 弊紙で薬疑惑を追及していた大手不動産会社(株)レーサム創業者で元会長の田中剛が、麻薬取締法違反および覚醒剤取締法違反の疑いで5月に逮捕された。都内の高級ホテルの一室で、女性とコカインと覚醒剤を所持していた容疑だ。

田中を巡ってはすでに昨年、別の女性が不同意性交で告訴状を提出しており、薬物と性的暴行に関する捜査も進行中だった。しかし、その女性も一緒に覚醒剤を所持していたなどとして、後から逮捕されている。この女性は、事件に巻き込まれた経緯を、告訴状に詳しく記していた。弊紙も取材の過程でPТSDを患ったとする医師の診断書を確認し、告発状と共に公開していた。女性は自分が逮捕されることも厭わず田中の悪事を告発したものと思われる。

他にも、元AV女優ひなたまりんが、同様のトラブルに巻き込まれたという情報やレーサムで田中と旧知の仲である一部の役員が、田中の薬と性癖を黙認していたとの情報を報じた。




電通副社長の義弟

 今年2月、弊紙宛てに電通の永井聖士副社長に纏わる情報提供があった。しかし永井副社長が直接何かしたという事ではない。永井副社長の奥さんの弟であるという「田中直英」が、永井副社長の名を使い、芸能人に会わせてやると言って、金集めをしているというものだ。電通の第四代社長だった吉田秀雄氏の孫であると言って、金集めをしているという話もある。吉田秀雄氏と言えば、有名な「電通鬼十則」を作った人物で、電通を日本最大の広告代理店へと成長させた功労者である。

そこで「田中直英」は本当に永井副社長の義弟なのか? 本当にレジェンド吉田秀雄氏の孫なのか? その名を語り信用を取り付け、どれほどの金を集めたのか? また永井副社長は、この事を承知しているのか? 弊紙は、電通の永井副社長に事実確認をすべく、取材のため「田中直英」について質問状を送って質した。




重南(浅野)慶彦

 関東近郊のゴルフ場で行われているアマチュアゴルフ大会に度々出場して、そこで知り合った女性に元本保証を謳った投資話を持ちかけて、騙し取った金を返さず逃げていた日本ゴルフ協会登録選手の重南慶彦=浅野芳彦。

重南は投資を募る際、菅義偉首相(当時)との関係を騙り、コロナの抗原検査キットを売り込むプロジェクトメンバーだと言って、首相官邸で撮ったという写真や、厚生労働副大臣だった三原じゅん子議員とのツーショット写真を見せたりして、信用させていた。

他にも、自分の祖父が開発した節電装置を、全国展開しているフランチャイズ店に設置する等と言って出資を募ったり、購入した車を「シェアカー」として貸し出して運用すれば配当が得られると言って出資を募ったりして、度々金銭トラブルを起こしていた。

また婚活アプリで知り合った女性に投資を持ち掛け、言葉巧みにクレジットカードを預り、勝手に買い物をしまくって、警察に被害届を出されたという情報も寄せられていた。

高所得の会員が多いという婚活マッチングアプリに登録し、年収一億円の経営者を騙って、新たなカモ(金づる)を探していたことや、地方のゴルフ場でプロを目指す子供相手に賭けゴルフをして、現金を渡していたことも新たに判明している。




フジテレビの倫理

 弊紙は、4月23日にフジテレビで放送された「世界の何だコレ!?ミステリーSP」に対し、重大な懸念を呈する公開質問状を?フジテレビジョン清水賢治社長宛に出した。

問題視したのは、同番組内で放送された「特攻隊員の前世の記憶を語る少年」のエピソードである。番組では、少年が「第二次世界大戦中の沖縄戦で戦死した」と語り、その証言をもとに前世の人物を穴澤利夫大尉と特定し、さらに「世界一美しいラブレター」と称される婚約者に宛てた遺書まで紹介した。

弊紙は「少年の証言の真偽は確認困難でありながら番組は再現VТRやナレーションを通じて、それをあたかも事実であるかのように構成しており、視聴者に誤解を与える」と指摘したのである。更に顔を明かされた少年のプライバシー保護や、番組制作の倫理性を問い質したのである。



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