九州出張抗議街宣特別号佐世保市のドン片岡一雄

(敬天新聞11月号)

佐世保のドン

小池百合子東京都知事が誕生してから三ヶ月、報道番組で彼女の姿を目にしない日はないくらい、世に旋風を巻き起こしている。知事として本来当たり前の職務を全うし、都政を正常にしようとしている姿が煌びやかに映るのだから、元知事の石原慎太郎氏がまるで他人事のように軽々しく「東京都は伏魔殿だね」などと言ってしまうように、石原、猪瀬、舛添然り、今までの知事がいかに「自分ファースト」で、都民にとって異常な都政であったという事になるだろう。

その「東京都の伏魔殿」で、「東京都のドン」として槍玉に挙げられているのが内田茂都議である。東京都に限らず、職権を乱用し、地元や業者に幅を利かせ、あの手この手で公共事業に介入したりして、私腹を肥やそうとする輩は全国どこでも存在する。

公的な色合いが強ければ強いほど、それがどこの町のどんな問題であっても、最終的に馬鹿を見るのは納税者であり有権者たる市民、県民、国民であるということを私達は自覚しなければならない。意外と身近なところに「利権屋」や「ドン」は存在しているのだから、私達こそ「生活者ファースト」で権力者の不正や不条理に翻弄されぬよう注視する責務を怠ってはならない。

そんな折、長崎県にも「佐世保市のドン」といわれる男が存在し、数々の公共事業に絡み悪行をかさね私腹を肥やしているとの情報が方々から寄せられた。遠い佐世保市で起きている悪事の告発を、それぞれ繋がりの無い別々のルートで相談されるとは異常である。よほど悪い男で有名なのであろう。

その男とは佐世保市漁業協同組合で代表理事組合長を務めている片岡一雄という人物である。ふつう漁業組合といえば、魚を取って生計をたてるものだが、片岡の場合は魚よりも佐世保港に入る工事船や艦船からカスリを取って生計を立てているそうだ。

どういうことかというと、佐世保港周辺で公共工事が発注されると、その公共工事を受注した企業に挨拶代を要求したりするのだという。また下請工事に自らの意を汲む企業を捻じ込んだりするそうだ。要求を飲まないと、工事を妨害するというから、みかじめ料を要求するチンピラさながらの、えげつない行為である。

この男の名刺には「フリーマン・片岡一雄」とだけ記されている。しかも「住所不定」とわざわざ表記されている。この名刺だけ見ても片岡という男の人間性が分ろうというものだ。世間を舐めきっている、まさに勘違い男の典型と言っても過言ではない。

取材調査をすればする程、その傍若無人な振る舞いと悪行が目に余るものと分かったから、当紙は徹底糾弾することにした。

重要港湾で利権を喰う

漁協の片岡一雄といえば、佐世保港周辺における公共工事に携わるものなら知らない人はいないそうである。 片岡はその昔、第一次大平正芳内閣(昭和五十八年)で郵政大臣を務めた国会議員・白浜仁吉の秘書だったそうだが、そのとき培った杵柄なのか、地元では剛腕な人物として恐れられ、幅を利かせているそうだ。特に、佐世保の港湾周辺における公共工事に至っては顕著であり、自分の意向通りに事が進まないと、様々な嫌がらせをして工事の邪魔をするそうだ。

例えば、佐世保市は『国防の町』といわれるほど米軍や自衛隊の関連施設が多く存在する。佐世保港に至っては、港湾法第二条第二項(国際海上輸送網又は国内海上輸送網の拠点となる港湾その他の国の利害に重大な関係を有する港湾)が定義する我が国の『重要港湾』に位置づけられている。

故に防衛省(九州防衛局)が発注する公共工事が多々あるわけだ。その入札でも、意に沿わない業者が落札すると、その業者に対し、「俺に挨拶がないとは何事だ!」「挨拶代をもってこい!」と恫喝をカマシ、不当な請求をするのだという。佐世保で仕事をする業者の間では片岡のオヤジに『みかじめ料』を収めないと仕事が出来ないとまで言われているそうだ。

公共工事は、言うまでもなく血税で賄われてる。だから、納税者足る民たちは、平穏な社会秩序と平和な暮らしを願って、より良い町づくり、豊かな国づくりの為であると信じ、例え税率が高くなろうとも、甘んじて受け入れてきたわけだ。

まして、国防に直結する防衛省の出先機関である九州防衛局が発注する工事に対し、漁業組合の長たる者が何の権利も無いのに、それを妨害するとは、まさに国益を害する国賊行為ではないか。

具体例を挙げると、昨年( 平成二十七年) 八月六日、佐世保市発注の『野崎地区漁業用施設整備施設工事(一般競争入札)』が行われ、山口組・共和産業・友建設共同体が四億五千万円で落札した。

ところが、片岡の腹心である潟gモダ(代表取締役・供田和宣)が落札できなかったとして、山口組・共和産業・友建設共同体が工事をできないように妨害し、工事を塩漬けにすると公言し、実際に工事の着工は遅れていた。

最終的に片岡の脅しが効いて山口組企業体は潟gモダに泣き泣き下請け工事を発注している。潟gモダを経由して片岡や反社会的人物に金が流れたのではないかとみられている。そもそも片岡が牛耳っている佐世保市漁業協同組合は佐世保港の漁業権を数十年前に放棄しているそうだ。

何の権利があって、みかじめ料を要求するのか、理不尽この上ない行状である。片岡にみかじめ料を払う金があるなら、その分、工事代を安くしろと思うのが市民感情というものである。(二面に続く)


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