補助金一億流用疑惑追及に 茨城県議飯塚秋男が闇圧力

(敬天新聞平成30年 2月号 1面)


茨城県議の実態

当紙で何度か報じた、茨城県議の飯塚秋男議員が県庁に圧力をかけて、自身が関係する社会福祉法人(桜川福祉会)に、一億円の補助金を出させ、指定された目的に使用せず私的流用した件で、日本国防老人隊の野口和男茨城県代表幹事(昨年十二月号参照)が、関係者に事の真偽を尋ね歩いていたら、飯塚県議本人から連絡があって、昨年暮れに面会が実現したそうである。

ところが面会するにあたって、「同伴者を帯同していいか?」と言うことだったそうで、「敬天新聞に書かれていることは事実かどうかを尋ねるだけですから、別にどなたを同伴されても構いませんよ」と返事をして、十二月中旬に面会をしたそうである。

その同伴した人は、名刺は地元の実業家の名刺を出したそうであるが、わざわざ口頭で日本でもトップクラス大手右翼組織幹部の名前を挙げ、そこの関係者であることを告げたらしい。

野口氏に対する口封じの圧力をかけるつもりだったのだろうか?昨今は名刺を出すだけで、アウトになったりする時代なので、名刺は実業家の名刺を出して、言葉で暗に畏怖する狙いだっのかもしれない。自分が今、どういう立場で何の疑惑で質問を受けてるのか、飯塚県議は全く理解してないようである。これが茨城県議の実態である。

野口氏が「先生は、金を出させた事実はあるんですか?」と尋ねると、「私が一人で使ったわけじゃない。誰々が使ったのか今調査中です」という、問題の本質が全くわかってないような返答をしたらしい。

これには、同伴者の人も「先生そこが問題ではないですよ。野口さんが指摘しているのは、一億の金が県から出て、それを目的外に使用してしまった事実を聞かれているんですよ」と、口を挟んだそうである。野口氏は「記事が事実無根なら、そのような対応をすべきだし、事実なら謝罪文を出して茨城県民に謝罪すべきです」と問うたという。

そしたら、同伴者が「一週間だけ時間を下さい。自分が必ず答えを出して回答しますので。」と言うことだったらしい。一週間後にまた電話がかかってきて、もう少しだけ時間を下さい、ということだったそうである。

ところが、この同伴者から遅れている理由が語られたそうだが、関東で起こった抗争事件等の話をされ、そちらに呼び出されたりして、飯塚県議の話が遅れたと言ったそうである。野口氏は、飯塚県議が連れてきた人は一体どんな人何だろう?と考えてしまい、仲裁人としての役目を丁重に断ったそうである。

飯塚県議個人の資質なのか、茨城県議会全体に蔓延る時代錯誤的感覚なのかは知らぬが、余りにひどい対応であったようだ。取りあえず当紙の記事内容は事実であると認めたようである。

その自民党県議連が推した者(大井川和彦氏)が県知事に当選した。右も左もわからぬ新人である。少なくとも一期目は自民党県議に頭が上がらぬだろう。しかも六期も続いた橋本昌政権の利権がゴッソリと浮いて来る。それの奪い合いがこれから始まるのである。

その前兆が見え隠れする。ある議員が「議長・副議長にも意見を聞いたらどうか?」と人を介して言って来たらしい。どうやら話を大きくして、自分が纏めようという魂胆のようである。議長は「個人の問題」と考えているようだ。

相談に来たら助けてやろうと考える(恩を売る)者、この際一人でもライバルは潰れた方がいいと思う者、様々な欲念が蠢く。こういう時、茨城政界の黒幕といわれた偉人・山口武平さんなら「大局的な立場」から県政を考えたのだろうなー。その武平さんも高齢である。一月十一日には、茨城経済界実力者と言われた茨城県信の幡谷祐一氏が亡くなったというし、誰が踊り出てくるのか茨城県政から当分は目が離せまい。たちの悪い飯塚秋男県議は最初の落伍者になろう。

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