人材派遣アンツの偽装糾弾は人権云々の話じゃない!―

2008/12/11

働かない就労被害者(労組会員)は問題外

 人材派遣アンツの偽装請負二重派遣シリーズを一昨日スタートさせた。我々のアンツの偽装請負二重派遣糾弾はあくまで「人材派遣アンツグループのやり方」の違法性が際立っており看過出来ないためである。
 昨今話題になっている「労働組合屋・労働組合政党」が陰で糸を引く、大手企業から各種融通を受けるための圧力行為としての偽装請負糾弾ではない。

 逆に労働組合屋が糸を引く圧力団体としての行為は、政府に労働組合行為の行き過ぎ是正をして貰いたいほどだ。
 法律によって、今のうちに労働組合政党が持つ基本的人権まがいを振りかざす不当な権利行使の「権力」を削がなければ、(自ら選んだ職種である)フリーター救済だ、派遣社員救済だ、期間労働者救済だ、などと甘やかしているうちに、マトモに就職した民間企業の正直者の正社員達に必ずしわ寄せが来てバカをみる羽目になるはずだ。

 昨日も日本総合地所に内定を取り消された大学生が東京東部労働組合の労働組合員に煽られて、日本総合地所に内定取り消しの慰謝料だかなんだか100万円を要求し、マスコミもこれを日本総合地所が内定を取り消したのが悪い、大学生が可哀想、東京東部労組が正しい、みたいな論調で報道しまくっていた。

 この大学生も就職し働いてもいないうちから、企業から人権を盾に金をせしめる合法的なノウハウを学ぶとは、末恐ろしい。日本総合地所には、他の不動産会社のために、この左翼学生の氏名を公表して貰いたいもんだ。
 この手の内定取消で、精神的苦痛だとか就職浪人の補償だとかがまかり通り働かず企業補償に頼る不労所得者が増えれば日本企業は軒並み大打撃を受ける。
 海外為替や物価がうんぬん、大恐慌がうんぬんよりも、内なる敵である「働かずして人権権力を振りかざす輩」が増殖する土壌を、政府は根絶やしにして頂きたい。

 この日本総合地所から100万円をせしめたガキや内定取り消しで企業から慰謝料をせしめた餓鬼どもは、当然、働かない期間は「労働組合活動」や「人権活動」なんていう悠々自適の破壊活動には目もくれず、きちんと就職活動をするのだろうな?

 内定取り消しで企業から慰謝料をせしめた餓鬼どもの監視を、公安警察はやって頂きたい。
 こいつらがちょっとでも労働組合活動あそびに身をやつしていたら、即、詐欺かなんかでパクってやらなきゃ、この不況に働きもしない学生に言いがかりで慰謝料取られた民間企業側が可哀想である。…まだ、お茶くみさえしていないというのに。

 マスコミもどういう気まぐれ(純情すぎ?)で、企業は悪、首を斬られる労働者は善と決めつけているのか知らないが、明日はわが身ということが分っていないのか?

 日本のマスコミは、テレビも新聞も(ラジオはそうでもないが)正社員が多過ぎる。

 自分達マスコミ就労者の足元が危ういのも気がつかず「派遣社員がかわいそう、大企業は社会的責任を果たせ」とやっていると、やがて労働組合政党に食われた大企業が資金繰りに困る。資金繰りで人員の次にまず削るのは広告費。
 いずれ、広告収入で食っている自分とこのテレビ局や新聞社が正社員人員整理され、正社員の自分自身がホームレスになるかも知れないというのを純情なマスコミ就労者達はわかっていない、気がしてならない。

 派遣ユニオンや労働者ユニオンを「慈悲の眼差し」で見つめる純粋なマスコミ人達は、切り捨てるべき余剰人員が世の中で一番多いかも知れない業界ってのはマスコミ業界であり、明日ホームレスになるのは自分達ってのをわかっとかなきゃ……!まさか、ホームレスになった時の根回しのために労組・ユニオン左翼を持ち上げているわけじゃないよね?

 人権人権いう労働組合政党が嫌いなため前置きが長くなったが、株式会社antz(アンツ)の違法行為は、昨今流行の労働問題とか蟹工船的な抽象的な話ではない。

 株式会社アンツの代表長尾が取締役に名を置いていたアンツネクストという子会社があった。

 人材派遣アンツは、人材派遣免許を有しないアンツネクストで集めた人間を、株式会社アンツからの派遣社員として派遣先に労働者派遣していた。そして、アンツネクスト→antz→派遣先という流れで派遣先に出向き労働していた人間が、労働時間中に怪我をした。いわゆる労働災害ってやつである。

 本紙で扱う人材派遣アンツの偽装請負ネタはここから話がスタートする。

以下、

株式会社antz(アンツ)の労働災害

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