冠婚葬祭互助会大手アルファクラブ武蔵野・蕨警察署跡地葬儀場建設―E

2008/12/15

アルファクラブ武蔵野、互助会会員求人ラッシュ?

 アルファクラブ武蔵野が蕨警察署跡地の新葬儀場に向けて、互助会会員をゲットする為の求人ラッシュを始めたようだ。

 本紙を応援して下さっている近所の主婦の方が「こんなに沢山、アルファクラブ武蔵野の求人広告載っている」と日曜版の戸田市・蕨市・川口市の新聞折込を持って来てくれた。
 それで戸田市だけでもアルファクラブ武蔵野の代理店が幾つかある事を知った。蕨・川口にも…。
 まぁ、冠婚葬祭互助会二位の大企業っていえば大企業であるから一つの市に2つ3つ代理店があってもいいのだろうが、こんなに冠婚葬祭互助会の代理店窓口があって大丈夫?
 現役の互助会代理店の人達すら互助会会員獲得の食い合いに成りかねない所へ、互助会代理店の新規参入とか社員の人達の独立とかありえるのだろうか?
 だからそのためにも箱物を作って、周辺住民にローラー作戦で営業をかけまくるということなのだろうけれど。

 この不景気であるから、給料25万以上とか、給料24万円以上〜研修終了後月収46万円以上可(…46万円てどんな根拠だよ)とか、景気のいい事を謳えば求人募集には沢山集まるだろうが、本当の給料と研修期間中の家族を互助会会員に入れてノルマ達成しないと給料を払ってくれそうもない雰囲気の職場環境は、求人広告の高給優遇に釣られて来る子羊達にキチンと説明しないとね。

 以前にも記したが、アルファクラブ武蔵野の
「求人募集と言いながら、働くつもりでやって来た子羊達の家族を互助会員に入れさせ(それ以上は今時飛び込みやっても互助会営業なんて上手くいかないのを分っていながら)数ヶ月の研修期間という時間を無駄に浪費させる意地の悪さ」
は、めちゃくちゃ評判悪いのだ。

 その他の地域のアルファクラブ武蔵野やらさがみ典礼やらがどんだけ、新設葬儀場の周りの求職者を食い物にしようと本紙には関知する術もないが、蕨警察署跡地の葬儀場エリアで求職してきた人達をムチャな互助会加入の餌食にする事は本紙が許さない。
 元々、平和不動産などという暴力団のフロント企業と噂の高い不動産屋に競売で落とさせ仕入れ、地元暴力団への「前捌き」なんていう旧態依然とした義理事まで頼んだりするような疑惑だらけの葬儀場が近くに出来るなんて、煙たくて仕方がない。
 そんな不要な葬儀場で葬式をさせる人間を、「求人まがい互助会営業行為」などという不当な手口で呼び込む行為を、悪徳企業糾弾ボランティアである本紙の目と鼻の先で展開するのを放っておくわけにはいかない。
 嫌らしいところに気がついてしまったが、こ、この冠婚葬祭スタッフ…給料じゃなくて「報酬」と書いてある。報酬制、歩合制の個人代理店なんだよ、でも頑張ればきっと出来るよ、とりあえず研修期間中だけでも家族や知人の人に互助会に入会して頂いて……とか、言うつもりなんでは?


話は変わるが、

 2009年の年賀状の受け付けが今日の午前から全国の郵便局で一斉に始まったそうだ。
 その為、昨日の新聞折込には「郵便局の年末年始アルバイトスタッフ募集」が凄く多かった。
 日曜版の新聞折込のアルファクラブと同じ求人ビラに郵便局のアルバイト募集が載っていて、またえらく時給がいいのに驚いてしまった。幾つかある局のうち、時給1,000円以下は余りなく時給1,400円等がザラなのだ。
 せっぱ詰まって求人したからこの位のインパクトを付けないと集まらないのかも知れないが、若者に限らず、ビジネス上においても「エコロジー」の観点からメールによる新年のご挨拶が主流になっているというのに、こんな行き当たりバッタリで高額報酬の求人をしてしまっていいものか?
 一枚50円の葉書で年々、年賀状商戦も先細っている中、この高時給はサービスがよ過ぎるというか経営観念がないというか……。
 こんな慌てて集めたら、時給がよくても労働戦力的にマニュアルの浸透がままならず、先日の『ねんきん特別便・長期放置(遺棄)事件』の二の舞のような事が起るのではないだろうか?
 年賀状は、毎年どこかでバイトのガキが配達し切れず川に捨てたりコンビニのゴミ箱に捨てたりし「発覚し報道される」だけでも、けっこうあるというのに。
 年賀状関連の配達物にも「心身障害者用低料第三種郵便物制度」みたいな福祉郵便割引制度があって、それを悪用して年賀状偽装DMを送るような悪徳企業はいるのだろうか?

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